ぴ〜教授の華麗な生活 タバコをくゆらしながらゆっくりと回想録
■ 事件簿5('03/6/5)
ぴ〜教授は、本日華麗にも200人の聴衆を前にして、パネルディスカッション
に参加した。まあ、一応記録にと留めておこう。
ビジネスショーOsaka2003の特別講座の、第2部である。
過去2回ほど講演の経験があるのであるが、パネルディスカッションなんて即効性の
意見を次から次へと答えないといけないものは、はじめてである。とても無理と思っていたので
あるが、やはり綿密なストーリー(台本)が展開されるのである。
ここに来るまで、何回となくモデレター(司会者)の方や、他の出演者の方たちと
事前に打ち合わせするのである。ところが、本番まではリハーサルがない。
時間的配分だけがわからない。本番が近づいてくる、意外と気持ちは落ちついていた
ゆっくりと聴衆の顔を見ることができた。まあ、まず平常心をたもてて、安堵。
はじまった、モデレーターが台本に添って、しゃべり始めた。
「それでは、ぴ〜教授。お願いします」トップバッターなのである。
最初の一声がなかなか出てこない。やっと出たところで、声が上ずっていた。
落ちつけ落ちつけとこころで叫びながら、ようやく調子に乗り始め、
台本にないところまで話をしてしまって、最初のスライド紹介が時間を
2倍かかってしまった。
次の人にバトンタッチし、ようやく本来の自分に戻れた。それからは、
ディスカッションモードにはいり、最後まで無事展開できたのであるが、こういう
経験も人生の内で何回かあるかどうかである。
ちょっと、有名になった、一日でした。
ぴ〜教授は教訓として大学ノートにメモしていた。
人生の経験は、初経験が一番おもしろく、冒険的である。