ぴ〜教授の華麗な生活 タバコをくゆらしながらゆっくりと回想録
■ 山遊想('03/8/12)
ぴ〜教授は、かなり自然が好きである。広々とした自然空間と落ちついた空間が好きである。
ただ、なんとなくその空間に自分自身が置き去りにされたとき、自分の大きさを知り、己の力の
限界を知ると、世の中なんて『ちっぽけなもんだ』と、いつも感じるのである。
私は山によく登る、一人で登るのが好きである。『何故、山に登るのか そこに山があるからです。』
という有名な言葉があるが、私は何故登るのだろうか?
一度考えてみよう、自分というものがわかる気がする。
まず第1に やはり自然とふれあいたいのだ。 だから別段山でなくてもいいのであろうと思う。
第二に 一人になって無心に歩く。色々と考える時間が与えられる。といって考えるわけではなく
無心になることを考えるのである。ただひたすら歩く、登る。いわゆる 無我夢中の心境。
すべてを忘れ自分だけの時間を贅沢に使う。
座禅も一種のそれに近いのだろうが、これは余計なことを考えてしまう。なぜか?自分の体に
鞭打ってないからであると思う。体と精神を同時に使いきらないとだめではないか!
だから、修行するという行為をしなければ。(山修行をする坊さんは、きっとそれを求めている)
そして頂上に着いたときにその心境が開放され、一種の開放感と達成感を味わうのである。
その時のビールが至福の一時である。たぶんこの想いが正解である。ここで俗にもどる。
きっと、このクライミングハイが好きでたまらないのであろう。
自然世界の中でいろんな種の絶滅種がでるのがたまらなく残念である。
人生の楽園 あの番組いいねぇ。