伊勢講

[信仰的講5]民族信仰を基盤にした講は村落内において営まれるのが普通である。山の神講や
田の神講などは、それを保持する地域社会の諸条件に対応してさまざまな形態を生み出しては
いるものの、村落などの一定地域全体が一つの単位となって形成されている場合が多いのである。
そうした所では、山の神講や田の神講の講日が同時に村寄合いの日ともなっていることが多い。
山の神講はたいてい春秋ニ季に行われる。あらかじめ決められている当番の家に集まって、山の
神の祭場に参拝したり、掛軸を拝したりしてから共同飲食をする。
一方、田の神講は田植時に同様の集まりをもつ。田植前に行う所では御籠(おこも)りをすること
もある。
(小学館 大百科事典より)     (つづく)


伊勢講物語7

(2000/8/21)

連中の集団旅行は、ここ15年ほど続いているが、今年はとうとう海外へと飛んでしまった。
海外の記念すべき行き先は、韓国ソウル(男八人ソウルへ何しにいくねん。)それも2泊3日
知り合いの女性に話したら、みんな”不潔”とか”エッチ”なんて言葉がかえってくるが
なにを勘違いしているんだろうかと思ってしまう。
この段階に至っては、もはや伊勢講とは無縁の状態なのである。しかし伊勢講で海外進出を
果たしたのは、我らが最初であろう。祝!

さて、韓国でなにをしていたか、”パッチモン”買いあさりである。よくもまあ、買うなあと
思うぐらい買っていた。ロレックス、プラダ、LV等等。買い方もめちゃくちゃたたいていた。
6〜7割引ぐらいでかってたなあ。半値8掛である。

韓国のパッチモン街は、おもしろい ”正真正銘のにせものあるよ”とかばんやにさそいこまれ
ロレックスを売っているのである。A級からC級まで、まあどこの店にもこの手の物品が
出まわっているようで、元締めは同じのようである。

今回のツアー海外旅行はじめての連中が何人かいた。1人はなにを勘違いしたか、カッターシャツに
スラックスそして革靴という出で立ちである。今回で、勉強になったと思う。
                                                   (つづく)