山遊録3 大台ケ原 7/28 下界晴れ 大台雲の中 

1年ぶりの大台である。いつからか、ここ大台に来るのが、1年の課になってしまった。
出発時、晴れ。今日は期待できないと内心思っていた。駐車場が雨が降っていない事を
期待しながら向かう。駐車場は雨が、降っていなかった。これだけでも救われる。
今回は、初めての団体登山である。この山の経験上、私がリーダーで隊列を組んだ。
初めての人たちは、さすがに大自然の大きさに感激してはいたが、私としては
絶景を紹介できないのが残念で仕方がない、なんせ視界50〜100mで一面
雲の中なんだから。
そんな中、「
これが大台ガ原らしくていいんじゃないか。」という声も聞こえ
これはこれで、よかったのかなあ、とも思っている。

私はこれで5回目であるが、快晴にめぐりあったのは1回だけで、これはもう運としか
いいようがない。日本一の多雨地帯はこんなもんである。なぜ、何回も大台にいくのかって?
そりゃもう、行った人しかわからない。

行程中、野生の鹿が現れる、遭遇するたびにみんな「ウオ〜、ウオ〜」と声をあげ感激していた
この人たちは鹿を見たことがないのであろうか?
定番のコースを歩き、駐車場に戻ってきたのが、1時30分。3H30の行程である。
(雲の中、水蒸気を浴びながら、休憩もあまりせず、景色をみることにも
余裕のなかったせいか、団体にしては早い行程である)
次回は是非、背景がすべて青の世界を見せてあげたい。
去年工事していた木道は、完成していた。帰りに、入之波温泉山鳩湯に行き
山の汗を流し、くつろいだ。天国にいる気分である。このまま天国に行きそうな人もいたが。

こんな感じで幻想的ですが、なにも見えないんです。

【今回の教訓】
 
山には雨具が必須である。

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