セントユーギ(戦闘遊戯) ぶんちゃんさん投稿 2007年1月26日<金>
昭和の20年〜30年頃の遊びのようです。広島北部。
陣取りの原型とも思われる遊びです。被った帽子に意味合いがあるところが
なんともいい感じです。『戦闘遊戯』と言われるとブルースリーの『死亡遊戯』を思い出すのは
私だけでしょうか。
<あそびかた>
・人数 多人数
・セントユーギは鬼ごっこにジャンケンの要素を取り込んだ遊びで、戦闘遊戯が変形したと思われる。
遊ぶ場所は、グラウンドよりも姿を隠せる草木のある野原のほうが面白い。
・戦い方は2グループに分かれ、それぞれの基地(電柱や樹木)を決める。
基地には自軍の旗や風呂敷を掲げ、陣地らしくするとムードが上がる。
各自が帽子(またははちまき)を前、横、後にかぶり、
前は後に、後は横に、横は前に勝つというジャンケンのルールを帽子の向きで決め、
敵にタッチされると捕虜となって敵陣に繋がれる。
小さい子でも作戦で帽子の向きを決めれば、上級生を相手に活躍できる。
繋がれた捕虜は、”陣取り”と同じく、自軍の戦士がタッチすれば復帰できる。
相手を全員捕虜にすれば勝ちとなる。日没は休戦である。
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