にむし・ろくむし
<あそびかた>(昭和50年代:ちょっとあたらしいですね) フェニックスさん投稿 2004年5月5日<水>
・人数:8人〜10人
・【遊び方】
(1)グランドや広場、学校の中庭と、わりと広い場所でします。
ゴムボール(野球ボール大)を一つ用意。
隠れられるような障害物が、周囲にあるとベストです。
(2)4・5人ずつ2チームに別れ、やや遠投でキャッチボールが出来る距離の地面に、
半径2mほどの円を2つ書きます。
じゃんけんで攻撃と守備を決めます。
(3)「守備チーム」は、それぞれの円の中に最低一人ずつが入り、その二人がキャッチボールをします。
他のメンバーはは好きな場所に散らばります。
(4)「攻撃チーム」は、最初片方の円に全員が入り、攻撃チームからスタートです。
(5)「攻撃チーム」は円と円の間を走って往復します。
例えば10往復、誰か一人でも規定回数往復できれば、
攻撃チームの勝ちです。攻守入れ替わらず、再ゲームとなります。
(6)円と円の間を走るコースは、直線でなくても良いです。
私は中庭でよくやっていたのですが、障害物の裏、校舎の中、
校舎の裏から回り込んだりしていました。ここは缶ケリの要素が入っています。
(7)「守備チーム」はキャッチボールをしながら、円の外に出た攻撃チームを、ボールで攻撃します。
ボールを当てられた攻撃チームメンバーは、捕まって円の中で捕虜になります。
攻撃チーム全員を捕まえたら、守備チームの勝ちで、攻守が入れ替わります。
(8)ただし、攻撃チームの一人をボールを持って追いかけすぎたり、
投げ当てようとしたボールがそれて飛んで行ったりすると、その間に他のメンバーに一気に走られ、
往復回数を稼がれてしまいます。キャッチボールをする二人以外の配置が、非常に重要です。
オプションとして、攻撃チームメンバーが、円の外でノーバウンドでボールをキャッチすると、
捕まっている仲間一人を助け出せ、かつその場でボールを好きなところに投げれる
(守備がボールを拾いに行く間走れる)という特典がありました。
この辺はドッチボールの要素が入っています。
研究所長談:う〜〜ん、これは伝承ゲームというより、創作されたゲームですね。たしかに、ドッジボールと
陣取りと、カンケリの要素がすべて組み込まれているし、連帯協調性をはぐくむにはいいゲーム
のようです。でも、所長の時代にはなかったなあ。活躍できたのに。
Mはるさん 投稿日:11/16(水) 福岡 北九州市 |
私の地元では、「ろっくん」と呼ばれていました まず、攻撃側は、六往復したら勝ちでした。一往復したら「いちむし」 五往復したときには「ごむし」と大声で叫んで、守備側にそれを知らせます。 五往復半の時は「ごむしはん」と大声で叫び、六往復すると「ろっくんたいむ」で、 攻撃側が全員復活です。 守備側は、ボールを投げる2人が、まずマンホールの2手に分かれ、 「ろっくんはじめ」の掛け声で、ゲームがスタートします。 守備側は「ろっくんはじめ」と掛け声をかけて、敵に邪魔されず、またボール を一度も下に落とさず、「ろっくん」までキャッチボールを続ければ、攻守交替です。 ボールの取り方によって、なんむしかが異なります。 両手:はんむし 右手:いちむし 左手:にむし 手をクロスさせ、てのひらでキャッチ:さんむし 両手をチョキの形にし、その状態の両手でキャッチ:よんむし 手の裏(下)とてのひら(上)ではさむようにしてキャッチ:ごむし 手の裏(下)とてのひら(上)ではさむようにするが、上の手はチョキの状態:ごむしはん 手をクロスさせて、手の裏でキャッチ:ろっくんたいむ チョキで2本の手の間でキャッチ:にじゅうよんむし(4回攻めることができる。) 守備側も、「ごむし」以降は掛け声が必要。 あと、守備側が攻撃側にあてたボールをノーバウンドでキャッチすると、 全死(もしくは、「ぜんにっくう」とよばれていた。)となり、攻守交替。 |