ぴ〜教授の華麗な生活　タバコをくゆらしながらゆっくりと回想録　　

■　あやしげなオフ（'03/1２/２０)　

小坊主（ぴ〜教授の第８人格）は、世にも不思議なオフ会に誘われた。場所は、京都。
京都というだけでも、魑魅魍魎がうようよと蠢いているのがおわかりになるだろう。
なんせ、京都というのは、あの平将門や羅生門の鬼の子孫が闇にいきる町やからなあ。

今宵集いしは、雲黒斎、沈黙斎、小坊主、さゆみ（嵯峨野の千年美女）、若侍に、桃吉君、そして
Hidepenというよくわからん御仁達である。

裏で暗躍している、丙杢斎は、姿をくらました。

小坊主はこの日、京都録寿庵清水（日本で唯一の金平糖屋さん：例の柔ちゃんの結婚式引き出物を
調達したお店）に行き、まず毒入り金平糖を入手（護身用である）。そして、京都駅へ籠を走らせた。
すでに、雲、沈、若、さゆみは集まり、怪しげな会話をしていた。
『さっきのおじさんを殺したのは誰だっけ。エスカレータに細工したほうがよかったかな』
なんでも。おじさんがエスカレータの下で、倒れこんでいたらしい。
おじさんは、下からスカートアングルを狙っていた、カメラおじさんであった。

沈黙斎殿、こちらが小坊主さんです。頭がつるつるといやらしいでしょ。ときたま、濡れるんです。
５人は、東本願寺の別邸、浄成園【別名　枳殻邸（きこくてい）】へ向かった。まだ、紅葉が残っているきれいな庭園である。
沈黙斎が、言った。『あの木を知ってござるかな？枳殻（からたち）ですぞ。あの木は、○○によく効くんじゃ』
おそろしいことをおっしゃる。どうも、闇の薬師のようだ。ここには、沈黙斎の別邸漱沈居（そうちんきょ）と
悪人を沈めて懲らしめる臨池亭（りんちてい）がある。

ここで、小坊主とさゆみは無邪気にも、池で発見した鯉の口に手を突っ込み、鯉をいじめていた。
鯉が、さゆみの甘い指をなめると、さゆみは、何を興奮したのか、うつろな目で今にも逝きそうだった。
なにかを想像したのか。

ここの浄成園　大木が生い茂る。けやき、クスノキ、いちょう、すぎ、くろがねもち等々。
大木はその歴史を語るである。同じ木を眺めた、侍、坊主（なんで坊主やねん！）がいたんだろうなあ。

時は過ぎ、１５：３０．ホテルのロビー。若武者は、おなごに会いに、ここを後にし、桃吉は、仕事に
出て行った。残るは、暗くあやしい光を放ち始めた５人。（今までは、まだ若武者の清い光でカバー
されていたのだが）。ブラックライトがあたりを覆いつくす。

沈黙斎が本性を現した。私は、あなたが見える。あなたの心のイメージが未来がみえる。
そして、とうとうと語り始めた。そして、すべてが当たりまくったその事象に、小坊主はあわてた。
まさか、あのことが！いや、そんなはずは、そこまではわかるまい。でも、気にしているおなごのことまで
沈黙しよう、下手にしゃべるとまずい。沈黙斎とはそういう意味か！私の前では沈黙しな斎と言うことなのだ。
私は、てっきり　チンも臭い　というパロディと思っていた。違うらしい。

Hidepenなんかは、ウサギが背中についてるとか、雲黒斎は、まともに死なないとか、そんなことも言われて
いるらしい。どうやら、それも真実らしい。時はすでに、１８：３０、コーヒー１杯で、３H粘った。

では、心の友となるべく、アルコールなる、薬を飲みに行こう。
荒れ果てた、草屋にオープンした飲み屋。でてきたものは、長〜いにんにくパンと黄色や血の色ドリンク
昭和コロッケ、京野菜サラダ。
毒の極みか。雲黒斎、さゆみはすでに毒の影響で、顔色がおかしい。

Hidepenが演説しはじめた。私は警察に捕まったことがあるんです。嫁さんに引き取ってもらいました。
アハハハハハハ。
地下鉄で、女の子をいじめている、おっさんの頭を自分の靴を脱いで、手に持ち殴って逃げたこともあります。
アハハハハハハハ。
私は、正義の味方。ゆるせんのですよ！！！
この人はちょっと危険かもしれない。

沈黙斎、沈黙斎　あはははははははは　沈黙斎　ギャハハハハハ。もう、怖いもんなしです。おなごを捨ててるかも？

小坊主は、頭が濡れてきた。頭が濡れると猥褻になる。ヤバイ、どうしようか。
ぴ〜教授が救うべく、現れた。今日は時間が迫っておりますので、お先に失礼します。この言葉は
魔法であった。雲黒斎、沈黙斎、さゆみから、怪しげな影が飛んでいった。
仙道、さゆりん、しげちゃん、Ｈｉｄｅｐｅｎが笑顔を向けて、別れの挨拶を。Hidepenは、悪魔に負けてはいなかった。

私たちに、未来はあるのだろうか？△○×※。

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