ぴ〜教授の華麗な生活 タバコをくゆらしながらゆっくりと回想録
■ 文化的な
ぴ〜教授は、大きなホールにいる。ここは、地下鉄御堂筋北の終点千里中央駅から5分の読売文化ホールの
中である。「相合傘」第1回川柳大会に参加中。(大阪人はわかるよな)
「相合傘」というのは、ぴ〜教授のHPの川柳コーナーからもリンクしているが、自称上方の文化人と名のっている
人達が集まって開いている川柳の会である。桂三枝さんが主宰、新野新さんも会員になっている。
さすがに会場の平均年齢は高そうや。定年族がたくさんいるような。
今回は、オープンでみんなで作品を選ぼうという企画である。600人収容の結構大きいホール、150人ぐらいでしょうか、
集まったのは。インターネットで応募すれば誰でも、無料で入れる。会場は、誰か読売新聞と知り合いがいるのか、
会員なのかどうか知りませんが、無料で貸してもらったそうである。協賛は日清食品。
お土産付きと、ハガキに描いていた。さては、カップヌードルか?
進行も審査員もすべて、自分達で。それはそれ、上方文化人の集まりですから、おてのもの。
みんなギャラのない、ボランティアでしょう。遊びにきていた、淺川美智子さんが急遽会員俳句の”ひこう”役に。
一般応募の絞られた川柳は、旭堂小南陵さんが、(ここにくるまで650句ぐらいの応募があって、30句に絞られて
いる。)”ひこう”役に。
(”ひこう”というのは、読み手です。ここでクイズ どんな漢字でしょうね?ハイ辞書引いてください)
我々が、会員さんの川柳から、”天”、”地”、”人”(まあ、1位、2位、3位です)の順番に選んでいきます。
これみんな個人の感性が違いますから、バラバラで、拍手で選んでいくんですが、もうええかげんなもんですなあ。
こんなんありました。 ”口偏に 北とかいても うそと読む” これいいじゃないですか。(これ、成瀬さんの作品)
「うそつきが うそをつくのは 正直や」これ好きやなあ。
そして、一般公募は、会員さんが選んでいく。ぴ〜教授の作品はすでに30句の中には残っていなかった。
トホホホ。”みんな感性が乏しいな”って一人呟いていた。選ぶ目がないぜ!
特別審査員として、新野新、成瀬國晴、やすみりえ、古川嘉一郎、中田昌秀のお歴々、会員にはまだ、藤本統紀子さんや
作家の難波利三、ジャズギタリストの奥村英夫さんなんかもいます。
1当賞の”天”に選ばれたのは、確か ”今までの 嘘をあやまり 次の嘘”(うろおぼえ)
あと、”人”、と各個人賞を夫婦で4つ取っていった、すごい人がおりました。鳥取から車で来たとか。受け答えもどうどうと
しており、これは”川柳会破り”ではないのか!!。
タレントも一般人もみんないっしょに騒いだおもしろい時間でした。ぴ〜教授も文化人となったこの時間。
おみやげには、予想に近かった、チキンラーメン2個とマーカーペン。
この後、実は奥村さんの演奏会があったんでっせ。2回目目も行きまっせ。
ここ奥村さんの店↓
http://www.mmjp.or.jp/live-info/shop/donshop.html