虫取り 

<あそびかた> だっくすさん投稿 2006年1月18日<水>

 ・虫をいろいろ取って、よく遊んだものですね。そんな遊びを
  だっくすさんがたくさん紹介してくださいました。
  まあ、最終的には虫は死んでしまうわけなんですが、それは
  それで、ある意味自然の厳しさかな。(昔野遊人)

 ・【遊び方】

トンボ釣り ○糸一本、(15センチ位)を用意して両端に軽い重りを結びます。飛んでいるトンボに対してトンボの
 視界に入るように重りの遠心力を利用してクルクル回るように糸仕掛けを飛ばします。真上に飛ばし
 た記憶があります。トンボは普段蚊などの小さい昆虫を捕食するのですが、どうやらその仕掛けの
 飛ぶ様が虫に見えるようで、飛ばした仕掛けに突っ込んできます。それでからんで落ちてくる仕組みです。

 あまり高速で仕掛けをぶん回してとばすと、絡まってトンボが切れてしまうことも・・トンボ釣りでは採れ
 ませんが、昔は池には糸トンボも見かけました。うーん懐かしい!
      (確かに糸トンボなんかいっぱいいてたねぇ。池がなくなったから、もうこちらでもあんまりみかけません)
蟻地獄 ○ウスバカゲロウの幼虫です。すり鉢状の穴の下に住み、 蟻がそこに落ちると登ろうとしても底から
  顔を出した幼虫がパッパッと砂をかけるので砂が崩れて上がれず、捕まってしまうという。
バッタ釣り ○交尾時期を迎えたオスはメスの体と同じくらいの動く物に反応して飛びついてしまうという習性を利用した
  バッタのルアー釣りです。
  ターゲットは主にトノサマバッタ。本物のルアーでなく木片とかを紐に吊るし棒の先に付けて出来上がり。
ショウリョウバッタ ○体長10センチ位?大きいバッタです。
 一旦ジャンプすると結構長い距離飛ぶので捕まえて友達と飛距離を競ってました。
こめつき虫 ○1センチ位の細身の昆虫。茶褐色か黒と記憶しています。ひっくり返すとパチン!と体を跳ねさせ起き上がる
  変わった虫でした。
(ひっくりかえって飛ぶところがおもしろかったんでしょうね)
カブト クワガタ採り ○クヌギやコナラの幹に砂糖水と蜂蜜に少量のお酒をまぜた特製液を塗り、酔わせたところで捕獲。
 朝は幹を蹴って高いところの虫を落とし、夜は父と特製液に酔っているカブト&クワを採りました。
 木の根元は意外と穴場でよく採れましたよ。
(カブトは堤防の土をほったら孵化したてのしろいカブトを捕獲できましたよ)
カブト クワガタ対決 ○小さい木の幹の上で対決させ、逃げ出すか落とされるかで勝敗を決めていました。
  対決はクワガタは主にノコギリクワガタ、稀少なミヤマクワガタはもったいなく鑑賞用に。ノコギリクワガタは背中が
  赤いのが凶暴(笑)で人気が高く、角が大きくクワみたいに曲がって いるのを鬼ノコ、真っ直ぐで細いのをセンノコ
  と呼んでいました。
(ガキ大将の真髄ですよね、この遊びは。今はこれが、カードになってるんだなあ。なんか侘しい)
カナブン ○コガネムシより大きくカブトより小さい甲虫。
  クヌギやコナラの樹液に集まります。緑色で少し光沢があり、せわしなく動く虫です。黄金色はとても多く、
  黒カナブンは稀少でした。捕まえたカナブンを木綿糸にくくりつけどこまで 飛ぶか・・虫の凧揚げみたいな遊びでした。
番外  
どんぐりコマ
○どんぐり、クヌギ、シイノミなどのお尻をコンクリートの地面で擦って平らにして爪楊枝を刺して 
 出来上がり。回る時間を競います。 聞いた話しですが、海外にもあるそうです。海外のどんぐりコマは日本のより
 大きく、また、中身は削り取られ横には小さな穴を開けるそうです。回転を与えるとウゥ−ンと小さな唸り音を立てて
 回るそうです。 


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