屋久島(世界自然遺産縄文杉を訪ねて) 2002/11/29-12/2
★★★★★
1日目(11/29) おでかけじゃ 晴れのち曇り
初日、ほよよ〜んとJASで鹿児島空港経由でJACに乗り継ぎ 一路屋久島へ。乗り継ぎ時間も含め約4H。 あぁ、私の夢の一つがかなった。 うれしやうれしや。屋久島へは鹿児島港から、高速船トッピー号で行く方法もあるが、めんどうくさいので、飛行機でいくのが楽珍。到着して、トヨタレンタカーで、お泊りの宿屋へ GO! 今回は、はじめてということで、レンタカー付き、トレッキングガイド付きのいたれり尽せりでツアーを組みました。 (泊まるホテルは一番下のランクに落としてます。) ツアーといっても2人ですが。 |
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JAC | 屋久島飛行場 |
2日目(11/30) 屋久島縄文杉トレッキング 曇りのち雨
いよいよ縄文杉トレッキングじゃあ、ワクワクするねぇ。天気が縄文杉に着くまでもつかなあ、これが心配。
朝、4時30分起床、朝食と昼食をホテルで用意してもらう。(前日に頼んでおくんです)
5時弁当を受け取り、15分までトレッキングガイドさんがくるまで待つ。ガイドさんとはホテルで待ち合わせ
という連絡が前日ガイドさんから入りました。(人数が少ない時は、そのようで、多い時は登山口待ち合わせ
だと思います)。5:15出発。我々のレンタカーで。なんでじゃ!
6:05荒川登山口到着。まだ、夜は明けていません。すでに団体さんや個人の登山客が数十人おりました。
駐車場はかろうじてあいており、止めることができましたが、シーズンまっさかりのときは止められへんやろね。
夏がやはりシーズンです。6:10さあ、歩くぞっと、ガイドさんを先頭にはじまりました。懐中電灯を灯しながらでっせ。
出発地点から、トロッコ電車の軌道を歩きます。約8.1km。このトロッコ軌道は屋久杉の切り出しに使われた
軌道です。昭和45年に終了するまで、使われたものです。今でも、補修資材を運ぶためのトロッコ道として、
使われています。
ぼちぼち夜が明けてきたか? |
三代杉倒木の上に2世代が育成 |
翁杉 |
7:00小杉谷小中学校跡に到着。その昔、屋久杉を切り出すのに小杉谷に集落ができあがった。昭和45年まで
続いたそうで、すごいところで生活したもんだと思わせる。7:45三代杉到着。倒木の上から次の世代の杉が育ち
そのまた次の世代の杉が上へ上へと伸びているのである。途中、屋久鹿を3頭ほど発見。
8:45 大株歩道の上り口到着。ここでトロッコ道に別れを告げ、縄文杉を目指しての登山となる。
なんとか天気はここまでもった。後登りの2.6Kmである。トロッコ道は高低差は少ないが、枕木がある
ぶん歩きにくく、うまく歩かないと、足をくじく。登山靴がやはりベストである。5分ほど登山口で、休憩していると、
おばちゃん、おじちゃんパーティーがやってきた。このパーティーは引き離しておきたい。8:50スタートを切った。
いきなりの急登、いきなりの汗。9:05大きな杉が目に飛び込んできた。翁杉(おきな杉)である。
9:10かの有名なウィルソン株に到着。大正時代にウィルソン博士が調査したことで名前が残ったという、超特大の
切り株である。もちろん人間が中に入れる。なかに神様も祭ってある。これはすご〜い、感動!!
ポツリポツリと無常にも雨が…
ウィルソン株 人がい〜ぱい入れます。 |
大王杉 |
夫婦杉 どちらが♂ |
10:00大王杉、10:10夫婦杉 カッパを着、傘をさしての歩行となっている。まあ、雨もいいかあ、普段見れない
ダイナミックな屋久杉、屋久島を見れるわけだ。水の動きが楽しいだろう、これがいいんだ。と思いながら歩いた。
10:40縄文杉到着。歩き初めて4時間30分。雨は本降り。縄文杉をちょっと歩いたところに休憩所があり、
ここで雨を凌いで昼食を取る。(12人で満員)。ガイドさんコーヒーを作って飲ましてくれた。おいしい。
おおぉ!これが縄文杉かぁ!
大きい、なんという大きさだ。これが7200年の迫力か。超自然に触れた、縄文時代に触れたという感じで感動である。
今は、そばに近づけないようになっているが、その昔はうっそうとした森の中にあって、ゆっくりと時を刻んでいたん
だろうなあと思うと、人間のちいささ、おごり、なやみなんてしろものは吹っ飛んでしまう。
おばちゃんパーティーや他の団体さんもやってきたので、感動もそこそこにして、降り始めた。雨はどしゃぶり。
11:10スタート−11:45大王杉−12:25ウィルソン株(この歩行中に急登がある。ここが一番の難所)
12:50トロッコ道へ13:50三代杉−15:26荒川登山口へ帰ってきた。9時間16分21.4Kmの行程である。
はい!感動の7200年 縄文杉です。 |
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