ドイツ見聞録１　最初の躓き

　　ドイツはこれで３回目の入国となる。何回か同じ国を訪れていると、一つの断片から
記憶が呼び戻されるせいかなんとなく、なつかしくなってくる。
さて、今回は同僚のK君とのビジネストリップ。K君はヨーロッパは初めてである。

フランクフルトから入国。この空港は広い、とてつもなく広い。EXITは、前の人について
いくに限る。どんどん順調に我々２人は進んでいった。手荷物をもった状態で、最初の
イミグレーション−＞物品持ちこみ検査−＞バック引上げ−＞再度バック検査＝＞出口
の順である。私がBaggageClaimに順調に進んでおり、ふと後ろを見ると、後から来ていると
思っていたK君がなかなか私に追いついてこない。１０分待ってもこない、これは、きっと
なんかあったに違いないと思い、引き返した。いったん、通過したところを引き返すのは
禁止されていたが、引き返した。

いましたいました最初の手荷物検査のところに、なんか終了したみたいで、丁度でてきた
ところでした。”なんかあったんか”と聞くと、同もタバコを２カートン持ちこもうとしてひっかかった
らしい。２カートンまでOKと思っていたらしいK君は。ドイツは、タバコは１カートンまでしか、
持ちこめないんです。相手の検査官は若い女の子で研修をしているような新人みたいな子です。
丁度、練習にされたんでしょうか？K君は見つかってから、市中引きまわしにされ、両替所に連行され
最終的には、タバコ１カートン以上の税金をはらい、無事無罪開放されたようです。

私に一言いってくれれば、私がもってあげたのに！ちなみに、私は、この女の子にみやげ物の箱を
”何か？”と尋ねられ、”おかき”をライスクｯキーと説明して、納得されず、結局は包みを破いて、中を
見せております。その横を団体ツアー客はすいすいと流れているのに。

フランクフルトは日本と同じ位の寒さで、雪はありませんし、曇り一色です。
これからダルムシュタットに向かいます（リムジンは600円ぐらい）。

さてドイツ見聞録問題です
　ヨーロッパの語源はなんでしょうか？
　　　　　　　　　　(第二回に解答をのせることとしましょう）

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