U.A.Eアブロード6 ゴールドスーク
ゴールドスーク読んで字の如く、金(きん)の市場である。ここドバイにはゴールドスークがある。
一応我々も話のネタに行ってみる。ホテルから歩いていける距離だった。歩いて20分
突然、今までとは違った雰囲気の街並が出現した。街が光輝いている。
至るところ”金家”さんである。アラブの人達で賑わっている。手ごろな値段のものから、目が飛び出る
値のものもある。何軒か見て回った。まあ、我々が手の出る範囲は知れている。
ここでは金細工の腕輪やいろんな商品の値段は、すべてその日の相場で値段が決められる。
腕輪なんかも同じ細工のものでも、すべて秤ではかるグラム売りである。K氏の登場。
K氏巧みに英語を操り、値切りたおす。ドバイでもねぎるのが常識で、かけひきしながら買うのである。
私も便乗して、一つ買わせてもらった。日本ではいまだに誰もつけず、ケースに収まったままである。
この国、この先行くことがあるのだろうか?と妙に感慨深けに、今なつかしんでいる。(終章)
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