陣取りノート型(教室内)

<あそびかた>

  ・人数2〜4人

   先に紹介した、広場で小石、ガラス片などを使ってする陣取りを教室のなかでも
   できるように考えたのがこれです。(かしこい奴が世の中にはいるもんです)

  ・遊び方

   ・白紙のノートか、紙、そして各自鉛筆(ボールペン等)を用意します。
    次に、それぞれ、自分のコーナーを決めます。
    コーナーを決めるには特別なルールはありません。”じゃんけん”でもなんでも
    いいです。コーナーが決まったら、プレイする順番を決めます。

   ・1番からプレイします。まず、自分のコーナーに先の尖った方を下にして鉛筆の
    頭を人差し指で押さえながら立てます。そして、次に人差し指を前に滑らせる
    ようにして鉛筆を前に押し出します。すると、鉛筆は当然白紙のノートに直線の
    軌跡を作って倒れます。

   ・この直線の最先端に●印をつけます。次にこの●印から同じことを繰り返します。
   ・今度は、2回目の●印から3回目をする訳ですが、この時3回目の最先端は、自分の
    コーナーに戻れるようコントロールします。うまく、自分のコーナーに戻ってきたら、
    始めのコーナーのスタート地点、1,2回目の●印そして、最後にコーナー
   (コーナーは最初は小さな扇形)と交わった点を直線で結びます。

   ・すると、直線で囲まれた多角形ができます。これが、新たに獲得した自分の
    陣地です。もちろん、3回目の時うまく自分の陣地に戻れなかったら、陣地は
    拡大できず。消しゴムで軌跡を消して、次の人に替わります。

   ・成功した人も、自分の番が終わったら2番目の人に交替します。
   ・こうやって、どんどん陣地を獲得し、一番広く陣地を広げた人が勝ちとなります。
   ・リスクを冒して、大きく軌跡を描いていくか、こじんまりと小さく拡大していくか
    ここらが勝負の分かれ目ですが、早く大きく拡大したほうが有利なことは目に見え
    ています。

    (投稿)東京(神戸出身)
    ・この仕方で、相手の陣地に鉛筆を何回かで押し込めたら勝ちというパターンの遊びもある
     そうです。(つまり陣地を取らず、直線だけで勝負するということですね)
    ・相手が最後に飛ばした鉛筆の線をクロスさせると、クロスされた側はもう一度自陣から
     しきり直さなくてはならないというルールもあります。
  

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