えびガニ釣り
<あそびかた>
・人数:1人〜
・”えびガニ”=アメリカザリガニのことである。今は我が田舎にも溜め池がなくなり、
あったとしても農薬などの影響でこのえびガニをみることはなくなった。
戦後のアメリカから入ってきて、みるみる内に繁殖し、それがあろうことか、絶滅の
危機に瀕しているとは、世も末である。
・さて、この遊びであるが(まあ、都会では絶対に経験できない遊びである)、遊びと
いうよりも”釣り”の方法である。
・適当な溜め池に行く。小さな竹や、笹、棒などを利用して、竿にする。竿になるような
ものが無ければ、糸だけでもいい。その竿に糸をつける。糸は丈夫なものがいいが、
無ければなんでもいい。糸の先にえさをつけて、池に投げ込むだけで、えびガニが
食いついてくる。問題はえさである。
・えさは、1 蛙 2 えびガニ 蛙はそこらの田んぼで跳んでいる茶色い土蛙を捕まえてきて
それを地面に力いっぱい叩きつける。蛙はのびる。そして蛙の皮をむき、えさとして使う。
(こんなこと今の子供はようせんやろなあ)。
2 のえびガニ は1匹めを釣ったものをえさとして使う。えびガニの尾っぽと胴体を分ける
尾っぽの皮をはいで白身を出し、えさとして使う。えびガニは共食いをして、どんどん釣れる。
・バケツ1杯釣って家にもって帰ったやつがいたが、食べたんだろうか?未だにようわからん。